卸業者として培った品質管理力と仕入れ力をネットでも

卸業者として培った品質管理力と仕入れ力をネットでも

「(株)村上商店の販売促進担当で、取締役総務部長でもある石垣孝尚さんにお話を伺います。生うにの加工・卸としては、東京の築地市場でも有名だそうですが。

創業52年目になりますが、地元や東京の築地市場では「カネサク」という屋号で知られています。うちの出荷量の7〜8割が築地市場で卸され、首都圏の料亭やお寿司屋さんなどに出回っています。

実店舗もお持ちですね。

8年前に函館店、2年前に札幌店をオープン致しました。地元の方々だけでなく、北海道を訪れる観光客のお客様が多く足を運んでくださいます。

昨年6月、ネットショップとして「うに屋むらかみ」をオープンしました。ネットショップ運営に乗り出した理由は?

うにの旬は夏場と思われている方も多いのですが、北海道には、有名な利尻・礼文島周辺の「島もの」だけでなく、函館周辺から北方四島地域までさまざまな産地があり、その採捕期間が少しずつ違っていて、ほぼ1年中、美味しい生うにがとれるのです。その通年で味わえる「旬のうに」を、長年卸業者として培った品質管理力と仕入れ力で、ネット販売でも力を発揮できるのはないかと思ったのです。

日本全国が商圏。「美味しさと鮮度」を保つ体制を確立

日本全国が商圏。「美味しさと鮮度」を保つ体制を確立

ネットショップのお客様はどのような方々が多いのですか?

男女問わず、あらゆる年代の方からご支持されています。お住まいは関東圏の方が圧倒的に多いですが、九州方面の方も予想以上にいらっしゃいますし、沖縄県の宮古島からご注文があったときには、「インターネットって凄い!」と実感しました。 開店当初は、実店舗にきてくださったお客様が、ネットでも注文してくださるというケースが多かったのですが、最近は、ネット上でのクチコミや、ご購入された方のブログを見て訪れてくださるお客様が増えてきました。

ネットショップとしてホームページ上でもとくにアピールしている点は?

うちの強みである「無添加のうに」であること、卸・加工業者としてやってきたという意味では「工場直販」、そして、さきほどもお話しした1年を通しての「新鮮さ」、これらがホームページ上でも随所にアピールしているポイントです。

生うにのネット販売は、他産地の業者の方も多いですが、「うに屋むらかみ」としての強みをどのように発揮していくお考えですか?

まず、北海道産のもつブランド力がありますね。それと、新鮮なうちに無添加でお客様の下へお届けすることにより、うに本来のおいしさを伝えることだと思います。

日本全国のお客様を相手に、「美味しさと鮮度」を提供するには、流通面のご苦労もあると思うのですが。

生うにはデリケートなため、温度や少しの振動・傾きで、ウニの形がくずれてしまうので、保冷箱に入れて、移動の際に箱の中身が動かないように、梱包には細心の注意を払い、工夫もこらしています。
あとは、配送業者のドライバーさんにも、振動や傾きに配慮してもらえるよう、注意書きのシールを保冷箱の目立つところに貼っています。
鮮度については、自社工場で加工しているわけですから、一番ふさわしいシステムを独自に確立しています。出荷前日にお届け希望日を再確認し、出荷当日の早朝から注文分の商品を製造し、8時半に梱包、9時半には商品を配送業者に渡すという体制でやっています。

本物志向のお客様を集め、ダントツ1位のショップに

ネットショップの構築ツールとしてショップサーブを選んだ理由は?

現在の「うに屋むらかみ」のサイトを立ち上げるまで、私自身はホームページの構築経験はなかったのですが、ホスティングサービス各社の資料をいろいろ取り寄せてみて、そんな私でも簡単にできそうなこと、そしてECサイトに必要なさまざまな機能がありそうだったこと、この2点がキメ手になりました。実際に申し込んで、キットが届いてから2週間くらいで構築できました。

サイト構築のうえで、もっとも配慮している点はどんなことですか?

やはり、お客様のクリック回数をいかに減らせるかどうかです。少ないクリック数で、当店の伝えたいことを理解していただいて、購入できるようなサイト作りを心がけています。あれをやりたい、これをやりたいということはいろいろあって、気が短いものですから(笑)、そのたびにECアドバイザーの方に電話して聞いています。対応はとてもていねいですね。

お客様への対応で心がけていらっしゃることは?

受注後の処理や、お問い合わせの返信などを、素早く対応することです。ネット販売は、メールがお客様とのコミュニケーションの場なので、あらかじめ設けられているフォームで送信するのではなく、一人一人に自分の言葉を付け加えてお送りするようにしています。
うちでは、贈答用にのしが必要なお客様には対応しているのですが、なかには「メッセージカードをつけたい」というお客様もいらっしゃいます。そんなときは、オリジナルのメッセージカードを作成して、その画像を確認のためお客様にお送りしています。出来上がりが確認できるので、とても喜んでいただけますね。

今後、ネットショップの展開をどのように考えていますか?

無添加の生うには、それまでうにが苦手だった人もびっくりするほど、濃厚な甘みをもっています。一度味わっていただければ、また食べたくなったり、お知り合いにすすめたくもなる。そんな本物志向のお客様をもっと増やして、独自ドメインによるこの本店ショップを、ダントツ1位のショップにしたいですね。
うちではショップモールにも出店しているのですが、そちらは、売り上げと同時に、実店舗への誘導や、知名度の浸透を狙いとしています。一人でも多くのお客様に、「高品質の味わい」を知っていただき、結果的には、客単価も高い本店への誘導をはかる。そんなショップ運営を念頭に置いています。

どうもありがとうございました。

ショップサーブからのコメント

ショップサーブからのコメント

ネットショップを始めるのに、お店ページをつくるより、商品の発送の方が苦労されたようですね。確かに生ウニって難しそうですよね。でも、そんなこだわりがお客様に伝わって確実にファンが増えていますね。お客様一人一人にメールするのも素晴らしいと思います。
これからも本物のうにを届けていってください。

ショップサーブをおすすめする理由
  • 月額費用がお手頃なのに、機能が充実している
  • ガイドブックの順番にページを作成したら、簡単にサイトを構築できる
  • 決済代行の契約が簡単
ショップ運営
ご担当者: 石垣 孝尚さん
URL: http://www.uniya.net/
ご利用開始日: 2006年6月

うに屋むらかみ様

商品ジャンル
食品・飲料
事例ジャンル
インタビュー記事
出店タイプ
ECサイトの新規立ち上げ
業種・業態
卸売業