農家の娘がネットショップ担当に!?

私達は「紅豚」「紅あぐー」という2種類の沖縄ブランド豚肉の専門店です。 生産・加工・販売を一貫して行っています。
もともと、ネットショップを始める前も自社のホームページがあり、そこで「紅豚とはどんなものか」という情報も載せつつネット販売もしていました。
しかしながら、当時のサイトはデザイン重視で月の売上が全くない月もざらにあるぐらい販売力の低いサイトでした。
そこで、「これからはネットショップでの売り上げも強化していきたい!」と一念発起し元々は生産側で農家の娘である自分がネットショップ担当になって、サイトもデザイン重視ではなく、ちゃんとしたショッピングカートのあるネットショップに変更することになりました。

「絶対売れる!」商品、生産者の想いには自信がありました。

「絶対売れる!」商品、生産者の想いには自信がありました。

当時、ネットショップを立ち上げたらすぐに売り上げが上がるものだと思ったのですが、全く売れず、パソコンの前でうんうん唸る日々が始まりました。
とりあえず、商品画像を変えてみたり、バナーの文言を変えてみたりしていたのですが、全然売れません。
正直な話、ネット販売の知識が無く、アナログな会社だったので「ネットで豚肉が売れるわけがないだろう」という社内の雰囲気でパソコンの前に座っているのが心苦しかったことを憶えています。
ただ、紅豚という商品にも生産者の想いにも自信があったので、「絶対売れる!」と信じてネット販売の勉強会やネットショップを運営している仲間と繋がりノウハウを学びました。

メルマガ、ブログ、展示会と様々な方法で商品の良さをアピールしました!

メルマガ、ブログ、展示会と様々な方法で商品の良さをアピールしました!

私は生産側だったこともあり、どのような「想い」で商品が出来上がったかを誰よりも一番知っています。しかし、ネットショップ開始当初、「紅豚」というキーワードは検索しても何も情報の無い豚肉でした。そこで、私はサイト上やメルマガ、ブログ、冊子などを作成して情報、想いを発信する作業を開始しました。
また、三越ギフト全国2位やまい泉取扱いブランドなど「商品そのものの価値」を伝える作業も同時に行いました。
その他にも、手書きで作った冊子を持ってイベントをしたり、ブロガーさんに実際に食べてもらい、ブログに書いていただくなど、少しずつ口コミを増やしました。
この頃はとにかくウェブでもリアルでも「認知」の機会を作ることを頑張っていましたね。

お客様を「全国の親戚」だと思って発送作業をしています

お客様を「全国の親戚」だと思って発送作業をしています

少しずつ認知をしていただけたのか、ネットショップを開始して半年を過ぎたころから月に3万、10万、15万とちょっとずつ売上が増えてきました。
それと同時に「お客様の声」が沢山届くようになりました。

「豚肉嫌いな娘がここの紅豚は食べられる」
「こんな美味しい豚肉食べたことない」

この時の感動は一生忘れられません。生産から先を初めて見ることができて、嬉しくて嬉しくて、お客様の声を印刷して生産者の父に見せました。
この時に「顔の見えないネットショップだけど、そんなことを感じないようなネットショップにしよう!」と決めました。手書きのお手紙の同梱や、毎月「ブヒマガ通信」を書き、発送は、大事な紅豚を全国の親戚に贈るようなつもりで作業しようと決めました。

ネットショップでしか出会えないお客様がいる

ネットショップでしか出会えないお客様がいる

また、このようなお客様の声も沢山届きました。

「沖縄に来た時に食べて感動したのでネットで買えて嬉しい」
「三越のギフトでもらって嬉しかったので購入しました」

この時、どんな良い商品があってもネットショップという場所や情報発信が無ければ出会えないお客様が沢山いたのだなと初めて気がつきました。
さらに、伝えれば伝えるほど、かえってくるお客様の声も増えて、私自身もお客様に商品の大事さ、仕事の楽しさ、自分がどんなに幸せなお仕事をさせてもらっているのかを気づかせていただきました。
ネットショップをやっていなければ、このすべてを知らずに紅豚と関わるだけの仕事をしていたかと思うと怖いぐらいです。

今では全国各地に紅豚のファンが

今では全国各地に紅豚のファンが

ネットショップを初めて6年目、今では大事な親戚が全国に増えて、実際に会ったり、「お父さんと仲良くしていますか?」などのメールを貰ったりと親戚以上の付き合いのお客様も沢山います。
また、最初5000円だった売り上げも上がっていき、50万、100万、300万、500万、700万と5年かけてですがちょっとずつ上げることが出来ました。
当初、売上を上げるために始めたネットショップですが、出会いやステキなご縁も沢山頂きつつ、人生を変えてくれるようなきっかけを沢山もらえました。
そして、2010年にはEストアーさんに賞もいただきました。
この時は、自分がやってきたことを評価して頂けたようでとっても、とっても嬉しくて涙した記憶があります。

これからもネットショップでやることは沢山あるなと思う今日この頃ですが今後もワクワクしながら運営して、ここ沖縄から、大事な親戚を全国に増やして繋げていきたいなと思っています。

みなさまに一言

みなさまに一言

私はネットショップを始めた頃、パソコンが全くできなくて「ブラウザ」という言葉の意味も分かりませんでした。
ショップサーブさんはすごく簡単で、こんな私でも今はとっても楽しくできています。
ネットショップは難しいものではなくて自社の仕事(商品)が楽しくなる手段だと思ってやることをおすすめいたします。

おきなわ紅豚ネットショップ 喜納 しのぶ様

商品ジャンル
食品・飲料
事例ジャンル
インタビュー記事
出店タイプ
ECサイトの新規立ち上げ
業種・業態
生産者