ECサイト・ネットショップ構築 > ネットショップ開業 > 2.国内商品でも一部許認可が必要
多くの場合は許可なしで
販売可能。ただし、
一部商品は許認可を
受ける必要が
あるので確認を
●犬や猫、鳥などのペットが食べるえさ類は許可をとる必要はない。手作りでも許可をとる必要はない。ただし、ペットに害を与える商品を売れば、裁判で訴えられることは間違いない。責任のある商品開発が求められる。
●メーカー化粧品を販売する場合は許認可を受ける必要はない。手作り化粧品の場合は、化粧品製造行に資格取得が必須。
●昆虫や魚類は許可なしで販売できる。犬や猫などは「動物取扱業の届け出」を提出。役所で手続きする。
●鮮魚は許認可が必要。果物などは、自分で栽培したものであっても許可は不要。もちろん業者から仕入れたものでも許可は必要ない。ただし山菜などはその山の所有者の許可がないと採ることはできない。なお、キノコも許可は必要ないが、毒キノコの見極めが難しいため販売はリスクが伴う。
●2006年の法改正で免許を取れば、ウェブショップでも販売をできるようになった。ただし、条件は厳しい。
●お菓子、冷凍物、缶詰などは自由に売ってよい。
●ケーキなどの販売は、この2つの免許と許可の取得が必須。後者の許可を取得することはかなり厳しい。
2つの免許と許可を得るまでの手順
許可を受けるには、厨房設備が整っていることが条件。一般家庭の台所では不十分。
営業許可申請書、営業設備の大要・配置図などを保健所に提出。
工事終了後、保健所の担当者が現地訪問。配置図通りに施設が完成しているかをチェックされ、認められれば許可が出る。許可書を受け取ったら、営業を開始できる。
ハガキは住居のある地域を管轄する保健所に置いてある。
指定された受講日に参加できない場合、事前に連絡を入れれば日時を変更できる。
受講は1日(約6時間)。1万円程度の費用がかかる。講習会終了後、修了証書がもらえる。