ECサイト・ネットショップ構築 > ネットショップ開業 > 商品写真撮影術1 商品を床に置いて撮影しよう
Tシャツ、ズボンなどの衣類、
書籍、DVD、CDなど。
セッティング&撮影の流れ
バック紙を敷き、その上に商品を置く。バック紙の色の基本は白かグレー。どちらを利用するかを迷ったときには、両方で撮影してよい写りのほうを選ぶ。
一方向から室内に入る光を、商品全体に当てるのがレフ板の役割。レフ板の微妙な角度の違いによって、光の反射する場所が変わるので、何度も試して最も光が当たる位置を探す。
フラッシュ機能をオフにし、デジカメのレンズの汚れは拭き取る。イスの上に立って、デジカメの液晶モニタをのぞく。商品の全体像が真上から写り、商品が中央に位置するように合わせる。
デジカメを手持ちで撮影する場合、注意する必要があるのは手ブレ。そこで、お勧めなのがデジカメのストラップを手首に固定して撮影する方法だ。
まずは「オート機能」で撮影し、その後で「マニュアルモード」で「露出」を変更した写真も撮る。露出は?0.6?+1.2の間で調整し、複数枚撮る。
室内で、自然光を採り入れて撮影する場合、床の上に商品を置いて撮るのが基本です。特に、衣類やCD、書籍など、凸凹のない平らな商品を撮影するのに最適です。
撮影に適した時間は、晴れた日の9?14時。太陽の光を多く採り込める、南や東向きの窓がある部屋を選びましょう。
撮影は、上の5つの手順を参考にしてください。用意する材料はバック紙とレフ板。バック紙は商品写真の見栄えをよくするため、レフ板は商品全体に均一に光を当てるために必要です。
イラストで示したように、自然光の光をレフ板の白い面に反射させ、最も光の当たる位置にブックエンドなどを利用して商品を寄りかからせて固定し、撮影します。
この撮影では、デジカメのレンズを真下に向ける必要があるため、三脚を立てても少々難しいでしょう。この場合は、手持ちで撮影します。
手ブレ防止のため、「撮影の流れ4」で示した方法を実践しましょう。
スーツ、Tシャツなど衣類を撮影する場合、壁に商品を吊るして撮る方法もおすすめ。床に商品を置いた撮影と同じ要領で撮影できる。レフ板は、光を商品に反射させる位置で、テーブルなど高い位置に固定させて撮影する。
また最近はモデルに洋服を着せて撮影する方法が人気。この場合は、外での撮影が基本になる。モデルを太陽の向きとは逆側に立たせ、レフ板で太陽の光を受け、モデルの前身に当てるようにする。なお、背景は、あまりにうるさいとゴチャゴチャした雰囲気になるので要注意。