ECサイト・ネットショップ構築 > ネットショップ開業 > 各色が訴求するイメージを参考にキーカラーを決定
イメージ……澄んだ、小さな子供、純粋、穏やか
水色は寒色の一種であるが、その中にも暖色のような温かさと穏やかさのイメージを与える。よって女性や小さな子供に好まれる傾向がある。
●ぴっぴちゃんランド
http://pippichan-land.jp/
主に妊娠直後から出産後までに必要とするマタニティ用品、ベビー用品を扱う。購入者に若いお母さんが多いため、水色を基調としたお店ページに。お店ページ内は、女性に人気のある動物をイメージしたキャラクターを随所に配置し親しみやすさが添えられている。
イメージ……土、安定、マイペース、堅実
自然界で育っている私たちは、茶色など自然のなかで、よく目にする色には安心感を持つ傾向がある。茶色は土などをイメージでき、落ち着いた雰囲気を醸し出す色。
●ガーデンツール・スネーブール社 http://www.sneeboer.jp/
主にガーデンツールを扱うため、茶色をキーカラーに使用。お店の商材にとても合っている。こうした王道の配色は積極的に取り入れよう。なお、サブカラーでは、淡いピンクを使用。優しい和みのある雰囲気を補完している。
イメージ……先端的、シャープ、冷たさ、都会的
高尚なイメージを訴求するには最適な色。そこから先端的、都会的といった印象を残すことができる。ほかの色との相性もよく、使いやすい色だ。
●家具のバニラデザイン
http://www.vanilladesign.jp/
灰色の文字を使い、それをキーカラーにしている。空きスペースはホワイト。このホワイトがサブカラーで、バランスよく灰色と溶け合っているので、より洗練された雰囲気を演出。都会的な家具ショップのイメージを与えることに成功している。
イメージ……食欲、喜び、明るさ、家庭
オレンジは、食欲を引き出す色といわれている。食品や家庭向けサービスで使う商材に適している。また、明るさを醸し出す色でもある。
●信州ハムショップ
http://www.shinshuham.jp/
お店ページを見ると、多くの人が自然に「おいしそう」と感じる見事な配色。まさにオレンジが、その原動力となっている。サブカラーの赤との相性もよく、明るさを全面に引き出している。ぜひ参考にしたいサイトだ。
イメージ……安定、男性、信頼感、安全
じつは、企業でいちばん使われる色が青。安定感や冷静さ、安全などのイメージが訴求できるためだ。また、青は男性をイメージさせる色でもある。
●オーダーシャツ専門店 ヤマナカ http://www.sf-y.com/
青色は、どんな彩度でも映える特徴がある。このお店ページのキーカラーは水色に近いため、よりさわやかな雰囲気を演出している。さっそうと歩くビジネスマンがイメージでき、オーダーシャツ専門店にはぴったりだ。
他店との差別化をはかるため、制作のプロにお店ページを作ってもらいました。「商材の雰囲気に合ったお店ページを」という漠然とした依頼だったにもかかわらず、当店の地元の情報や客層からイメージを膨らませて期待以上のお店ページを作ってくれました。さすがウェブショップ制作のプロですね。「ヒアリングシート」に順番に記入していくと、お店のコンセプトや開店後にやるべきことが自然にわかるので、大変参考になりました。たくさんのお店を見てきたプロが制作したからこそ、よいウェブショップが完成したのだと思います。