ECサイト・ネットショップ構築 > ネットショップ開業 > 訪問者がどんなキーワードで検索してきたのか?
検索キーワードの順位
検索連動型広告(アドワーズ広告、オーバチュア)を利用すると、検索エンジンの結果表示ページの「広告枠」のスペースにお店の宣伝を表示できる。有料だが、目立つ位置にあるため利用価値は高い。このような広告でキーワードを選定するとき、アクセス解析は大変役に立つ。
アクセス解析のなかで、特に重視すべきは検索キーワードの順位です。なぜなら、訪問者が検索エンジンからどんなキーワードで検索してお店ページにアクセスしてきたのか、を把握できるからです。上のグラフでは「モビール」「おもちゃ」などのキーワードで検索してきた訪問者のアクセスが多いことがわかります。
では、アクセス解析でわかった情報を、どのように活用すればよいか説明しましょう。まず、Google(検索エンジン)で「モビール」と入力してみましょう。たくさんのページが一覧表示されますが、当然のことながら一覧の上位に表示されたページのほうがクリックされる確率が高いです。このような上位表示を実現させるためには、お店ページに専門的な工夫を凝らすことが必要となります(SEO=検索エンジン最適化対策)。その第一歩がお店ページの文章内に、検索順位の高いキーワードを数多く散りばめる方法です。
ただし、不必要なほど過度に散りばめると、検索エンジン側に「上位表示だけを目的とした作為あるページ」と判断され、上位表示されない場合もあるので注意が必要です。
もう一つ実行したいのが、検索順位の高いキーワードの関連商品を数多く販売することです。上の例のように「北欧」の検索順位が高い場合は、北欧関連の商品を取り揃えておくのはよい戦略です。
なお、訪問者は早く確実に目的の商品を探したいので、2つ以上の単語を組み合わせて検索する傾向にあります。中でも「通販」といったお店を連想するキーワードと組み合わせて検索する場合も多いため、「通販」もぜひページ内に散りばめましょう。