ECサイト・ネットショップ構築 > ネットショップ開業 > 「アクセス解析」で訪問者・購入者の動きをつかむ
アクセスの多かったページの上位ランクがわかる。どのページに訪問者がより興味を示したのか? また、アクセスした人のうち何人が購入ページまでたどり着いたのかを把握できる。
どのページからネットショップにアクセスしてきたかがわかる。リンクされているページなどもわかる。来訪元は「リンク元」ともいう。
訪問者が、検索エンジンからどのようなキーワードを使ってネットショップにアクセスしてきたのかがわかる。ネットショップに対して、訪問者がどのようなイメージを持ち、どのような商品を探しにきたのかを把握できる。
訪問者が、どのページから立ち去った(離脱率)がわかる。その原因がサイトにあれば改善し、離脱率を低くしよう。
「Yahoo! JAPAN」や「Google」など、どの検索エンジンを使ってアクセスしてきたかがわかる。
ネットショップを運営していく上では、「購入者」や「訪問者」の視点をショップづくりに生かしていくことが大切です。比較的、把握しやすいのが「購入者」の視点です。商品購入時のアンケート(「ステップ10「購入者の声」をたくさん集める」参照)などを通じて、不満や要望を聞くことができるからです。また、購入者の受注履歴(「ステップ10「購入者の決済方法、配信状況をしっかり管理する」参照)からもさまざまな情報を得ることができます。
反対に、把握しにくいのが「訪問者」の視点です。ネットショップの場合、来店数に対する購入者数の割合は数パーセント。つまり、100人来店しても購入するのは数人程度です。ほとんどの場合、残りの大多数は何も買わずにお店を去っていきます。
しかし、訪問者の動向を知ることこそ、ネットショップを運営する上でとても重要なのです。なぜなら、「どんな検索キーワードを入力して来店した人が多いのか」がわかれば、そのキーワードに当てはまる商品を、お店のトップページなどでアピールし、より購入しやすいようにページを変更できます。このように訪問者の動きには、ネットショップ運営のヒントが隠されているといっても過言ではありません。
そこで、表面には見えにくい訪問者の動きを把握するのに便利なツールを使います。それが「アクセス解析」です。このツールは、ネットショップを訪れた人の統計をグラフで示すもので、ネットショップ専用ホスティングサービスには標準装備されていますし、「NINJA TOOL」(http://www.ninja.co.jp/)などの無料提供サービスもあります。アクセス解析でわかることは、主に「アクセスページの順位」「どのキーワードで来店したか」など5項目(上欄の1?5を参照)。
そのほか「どの時間帯・曜日のアクセスが多いか」「どのOSが使われているのか」なども、アクセス解析によって簡単に把握できます。
日々、「アクセス数」「訪問者数」「売上件数」「売上金額」をチェックして、ネットショップの運営に役立てていますが、多種多様な機能があるショップサーブの「アクセス解析」を利用すると、とても便利です。アクセス解析の結果を分析することで、当店の「やるべき課題」がたくさん見えてきました。訪問客の動きをはっきり数字で見られるアクセス解析は、本当に「課題」や「目標」を具体的に指し示してくれます。
今は、その課題を少しずつ改善している段階です。すべての課題を改善できれば、ワンランク上のネットショップに成長できると期待しています。
ショップサーブに移行してよかった点は、アクセス解析はもちろん、さまざまな機能が充実している点です。これらの機能を使いこなして、お店を発展させていきます。