ECサイト・ネットショップ構築 > ネットショップ開業 > 繁盛店の1日をのぞいてみよう!/京都おぶぶ茶苑
ベストECショップ大賞受賞の宇治茶農園が
本当のお茶のおいしさを産地から全国へ直送
和束茶(高級宇治茶)の生産・販売をする茶農家。創業は2004年。前身の農事組合法人百姓王国(京都府和束町)より分離独立し、04年ネットショップ開業。和束茶をはじめ、和菓子、茶器、お米なども販売する。
主な受賞歴●「ECショップ大賞特別賞受賞」「日本オンラインショッピング大賞最優秀小規模サイト」「京都ホームページコンテンスト最優秀賞」の3冠受賞!売上げは、現在300%増!
京都府和束町で、宇治茶の最高級品と呼ばれる銘茶「和束茶」を生産・販売する「京都おぶぶ茶苑」。お茶の生産は喜多章浩さん、販売部門は松本靖治さんと担当を分けて、2004年3月にオープンしました。
とはいえ、当初は事務所もなく、松本さんがお店ページの制作から商品発送まで担当していたため、なかなか本来のお店運営に120%の力を注ぐことができずにいました。
そんな状態を打破しようと、松本さんがその第一歩を踏み出したのは、06年6月のこと。和束町に念願の事務所を構え、義理の妹さんの手を借りながら、徐々にネットショップ運営の体制を整えていきました。さらに、07年7月には販売部門を強化するため、新しくスタッフを雇いました。
「喜多がお茶を作り、私がネットを通じて、購入者に商品を届けていましたが、そこには『購入してくれた方がお茶を飲んでいる姿』がぽっかり抜け落ちていました。そうした姿や声をウェブ上でしっかり訴求していかないと、『実態のある店』であることを伝えるのは難しい。そうした懸案事項を、新しいスタッフが加わったことで、一つ一つ解決していけるようになりました」
松本さんは、新スタッフの竹内加代さんに「受注確認」から「納品書の印刷」、そして「商品梱包」まですべてを任せることにしました。納品書の印刷や宅配会社の伝票印刷などは、パソコン上で簡単に操作できるように設定しました。
たとえば同店では、初めて購入された方には必ず電話で「注文内容」を確認していますが、「全注文に対してきちんと実行できています」と竹内さん。