ECサイト・ネットショップ構築 > ネットショップ開業 > 「トップページ」と「特定商取引法」の表示を構築
●「京都おぶぶ茶苑」のトップページ
http://www.obubu.com/
1 メルマガへの誘導
メールマガジン(メルマガ)はリピーター獲得の第一歩。トップページの目立つ位置に掲載して訪問者を誘導しよう。移動先のページには、メルマガ登録後のメリットと参考としてバックナンバーを掲載。
2 商品詳細ページへ
トップページの左側に商品ラインナップを並べて紹介。取り扱い商品がひと目でわかる。商品名をクリックすれば、各商品を紹介する詳細ページに移動する。
3 各種読み物
「通販ガイド」「お茶について」「和束茶について」など、お店を知ってもらうためのオリジナルの各種読み物ページをラインナップ。クリックすると詳しい説明ページに移動。
4 生産者・販売者の写真
初めての訪問者・購入者にも安心感を与えることができる。
5 注文・支払情報
ウェブショップを利用する場合、注文方法や支払方法は必ず知りたい重要情報。訪問者のためにこのような重要情報はトップページに掲載し、確実に告知する。
6 トップビジュアル
最初にアクセスしたとき、まず目に飛び込むのが「店名」と「ビジュアル」。つまりキャッチコピーと写真で訪問者の心をつかむことに成功している。
7 自店のニュース
「おぶぶNEWS」として四季折々のお茶の風景を中心に、写真を使ったスライドショー形式で紹介。クリックすると大画面で表示できる。
8 受賞歴のアピール
過去、どんな賞を受賞したかをアピールして、お店のステイタスを証明。訪問者に安心感・信頼感を与えることに成功している。詳細ページでは実際の受賞風景などを写真で紹介。
9 人気ランキング
同店で現在売れている「人気ランキング」の3位までを掲載、このランキング表示を見て、買い物する訪問客は多い。クリックすれば、商品を紹介した商品詳細ページに移動する。
10 自店からの提案
(買い物ナビゲーション)
初めての訪問者に対し、商品を提案型でアピールすることも大切。同店では「お茶で癒されたい」などの項目からクリックした先に、テーマに合った商品を掲載している。
11 特集
季節ごとにテーマを決めた特集企画は、ウェブショップの販売戦略の定番。クリックすると詳細ページに移動。たとえば、お茶を扱う同店にとってお歳暮特集は有効だ。
12 特定商取引法に
関する表示
ウェブショップを運営する上で、店舗情報などを掲載した「特定商取引法に関する表示」はお店ページに掲載する義務がある。トップからリンクし、独立した1ページで紹介すること。
これまで開店の準備として、ネットショップの店名やキャッチコピーの書き方、決済&配送方法の選び方、さらには、販売する商品の商品タイトルや商品説明文の書き方、写真撮影の方法などについてまとめてきました。これらの内容を一つ一つ実践し終わったところで、いよいよ実際にお店ページを作り始めます。
ところで、ネットショップにアクセスすると、さまざまな目的や用途のお店ページが存在します。いったいどんなページから構築し始めればいいのでしょうか。
まずは、訪問者が買い物をするまでに必ずアクセスする各ページを作ります。具体的には、「トップページ」→「商品紹介ページ」→「注文ページ」の順です。
次に、ネットショップに不可欠な「特定商取引法に関する表示ページ」や、ショップ独自の「各種読み物ページ」などを作っていきます。実際のネットショップで見ていきましょう。
上の画像はショップのトップページですが、「人気ランキング」という項目が見えます。この中の一つをクリックすると、人気ランキング入りした商品の詳細ページに移動します。このようにいろいろな用途のページを次々と作っていきます。
さて、「自分で素敵なページが作れるかなぁ」と不安を抱いた人も多いでしょう。でも、ご心配なく。ショップサーブなどの「ネットショップ専用のホスティングサービス」を使えば、簡単で高機能なお店ページを構築できます。
・初心者でも簡単かつ高機能なショップ構築が可能。
・ページの更新、管理がラク。
・ショッピングカート(商品注文ページ)が標準装備されている。
・商品管理や在庫管理機能や顧客台帳も標準装備されているので、日々の作業が軽減される。
・初期費用や月額費用が生じる。
・作成ソフトに比べて、デザインの自由度が若干低い。
そのほか、より自由度の高いお店ページを作成したい場合、補足的に「ホームページ作成ソフト」を使うのもよいでしょう。HTMLの知識があまりなくても、ウェブページを作成できます。
・一度ソフトを購入すれば月額料金などは必要なし。
・テンプレートなどを使えば、比較的簡単にページを構築できる。
・さらに、HTMLの知識があれば自由度の高いデザインでページを作成可能。
・ただし、ショッピングカート(商品注文ページ)、商品管理や在庫管理、顧客台帳などショップ運営に欠かせない機能は装備されていないので、本格的なネットショップをソフトだけで作るのは不向き。
ネットショップでお店ページを作ると、次々と目的に合わせたページを作りたくなるものですが、まずは買い物に結びつくページ作りから構築し始め、オープンにこぎつけましょう。